[台湾だより] 台湾6大都市の特徴とは?台湾在住者おすすめの各穴場スポットとグルメを紹介 ~台北市編~
台湾には「6大都市」と呼ばれる下記6つの都市があります。
①新北市
②高雄市
③台北市
④桃園市
⑤台中市
⑥台南市
※人口の多い都市順に掲載
6大都市の正式名称は「直轄市」。人口が125万人以上を抱える政治、文化、経済発展上特殊な地域に定められています。
順に6大都市それぞれの特徴を紹介します。
台湾在住者がおすすめする各都市の穴場スポットやグルメも紹介しているので、台湾旅行の際の参考にしていただけると嬉しいです。
第一弾は台湾北部に位置する台北市についてご紹介します。
台北市は、台湾北部に位置しています。台湾の臨時首都として「総統府」にて台湾総統が執務を執りおこなっています。世界一高い建築物として2004年に誕生した「台北101」があるのも台北市。台湾経済や政治、文化の中心地であり、多様な文化をもつ都市です。
特徴
多様な文化を持つ台北市は、食の面でも国際色が豊かです。街のいたるところに、台湾料理はもちろん国際色豊かなレストランが存在し、文化の違いを体験できます。また、現代的な街並みから一転、一歩路地に入ると伝統的な景色に出会えるのも台北の特徴。台北市は、古さと新しさがうまく融合している都市と言えるでしょう。
気候
台北市は、新北市と同じく一年間の降水量が多い地域です。5月〜6月の梅雨時期と、12月〜2月の冬はとくに雨が長く続き、長期間太陽を見られない日が続きます。冬は、気温が10度以下になる日もあるので、厚手のアウターが必要です。
穴場スポット【四四南村】
四四南村は、かつて「四十四兵工廠」と呼ばれる軍人や、その家族の人たちが暮す場所でした。しかし、都市開発により住民の立ち退きと建物の取り壊しが決定。取り壊しに反対した市民の声により一部が残され、保存されることとなりました。現在四四南村は、写真映えするエリアとして人気です。
四四南村の建物はカラフルなドアや窓枠が特徴で、かわいらしく、ノスタルジックな雰囲気のある写真を撮ることができます。さらに、四四南村から徒歩5分ほどの距離にある台北101の撮影スポットとしても有名です。
週末になると手づくり市やフリーマーケットを開催しており、台湾アーティストの作品を見ることができますよ。台北101観光の際、四四南村まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
グルメ【芒果雪花冰】
台北の暑い夏には「芒果雪花冰(マンゴーかき氷)」が欠かせません。台湾のかき氷は、氷をガリガリと削ってつくる「剉冰」のほか、ミルクやマンゴーなどの味のついた氷をフワフワに削る「雪花冰」があります。国内外に多くのリピーターをもつ「冰讚(ビンザン)」は、マンゴーが市場に出回る時期のみ開店するかき氷屋さんです。
マンゴーにこだわっているだけあり、甘さと酸味がベストバランスなマンゴーかき氷が食べられます。毎年4月中旬〜10月ごろまでの営業となりますので、この時期台湾にいらっしゃるのであればお店自慢のマンゴーかき氷を食べてみてくださいね。
お土産【カゴバッグ】
台北市のおすすめお土産は、迪化街にある「高建桶店」のカゴバッグです。写真の上と左横にかかっているのがカゴバッグです。マチが広いので、お買い物用バッグとしてはもちろん、収納としても使えます。「カゴバッグは大きすぎる」と思う人は、漁師バッグはいかがでしょうか。
汚れてもゴシゴシ洗える丈夫さと、カラフルな色合いがかわいらしいバッグです。漁師バッグに友人へのお土産をつめて渡してみてもよいかもしれませんね。
簡単に台北を紹介してみましたがいかがでしたか?台北のグルメスポットやおすすめ雑貨など今後もご紹介いたしますのでご期待ください。
次回は台湾の中でもっとも人口が多く、台北市の衛星都市として急成長で発展が進んでいる新北市をご紹介いたします。
文:sammy