コラム

台湾ピーナッツ菓子の【關公麻辣花生 Dukeguan】

台湾中部の南部に位置する雲林県は、西側は台湾海峡に面しています。カルシウムイオンを多く含む砂地と、日当たりの良い温暖な気候が特徴でピーナッツの産地としても有名です。雲林産のピーナッツは
黄金色でふっくらとした粒が特徴で、収穫まで120日を要すそうです。旬の時期に採れた新鮮なものが、関公ピーナッツのおいしさの源です。

「我々はこのスパイシーピーナッツを作るために1年以上研究をつづけました。途中何度も壁にぶつかりあきらめたくなることも何度もありました。でもようやく台湾産のピーナッツに四川省産の高級唐辛子(大紅袍、青麻椒、朝天椒)を使用し、思い描いた味にたどりついたのです。」こうして2012年2月に關公麻辣花生が誕生しました。産地で特別に選別されたピーナッツを、さらに工場で2回手選別しているそうです。

大粒でふっくらしている台湾産ピーナッツ
厳選されたピーナッツをさらに2回手選別している

ブランドのロゴである関公(『三国志』でおなじみの蜀の関羽)。なぜピーナッツに?と思い、伺ったところ、「商品開発後のある日昼寝をしていて、麻辣花生(辛いピーナッツ)のことを考えていました。麻 辣花生ピーナッツは辛いから顔が赤くなる。そこでふと関公の赤い顔が浮かんだのです。そして関聖帝のもとへ行き、関公の名を使うことを許可してもらったのです。」と話す社長。こうして生まれたのが「関公麻辣花生」ブランドです。


「当社は、台湾の雲林県で採れた新鮮な落花生にこだわっています。製造からパッケージまで、ワンストップで生産できる体制を整えています。また品質、食の安全、持続可能な経営にこだわるという精神を貫き、提供しています。」と話す社長。製品の工程や品質を厳しく管理し、より高い品質を実現するために、様々な認証を取得しているとのこと。2012年には、化学的な保存料を一切加えずに商品の鮮度を保つための最先端技術である窒素充填設備を導入したそうです。
台湾産の大粒のピーナッツと台湾特有のピリッと辛い味ががあとひきになる美味しさ。ビールやお酒との相性も抜群です。

 

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